これは非常に興味深い記事だね。ウィリアムズは、今年のシンガポールGPに導入される大きなアップデートを最後にして、来年の車の開発に集中しているようだ。
シンガポールのパーツも既に風洞の外にあり、ウィリアムズ空力チームは、2011年の為に風洞を使用している事を意味するとAutosportは語る。実際、サム・マイケルは、空力観点から、優先権は来年にあると語っている。
またウィリアムズは来年KERSを搭載し、それは去年開発していたフライホイール式ではなく、従来のバッテリー方式になる事は既に耳にしていた人もいると思う。再び、サム・マイケルはその件に触れているが、両方の選択肢があるものの、優先的な選択肢はバッテリーシステムだと語っている。このウィリアムズの開発したフライホイール式のKERSで活躍しているのは、GTクラスのハイブリッド・ポルシェだ。
そして、来年はFダクト、ダブル・ディフューザーが禁止、また最も大きな変化としてタイヤ・メイカーが変わる為に今年まで培った知識は殆ど役立たずになり、来年はかなり違う車になるだろうとサム・マイケルは語っている。
ウィリアムズは、2009年、ダブルディフューザーを早々に装備し優位を保ったチームでもあったが、今年見てもわかるように、元ブラウンのメルセデスもウィリアムズもディフューザーにおいての優位性は完全になくなった。ここがF1開発の恐ろしいところであり、また2008年に逆戻りにもなるかもしれない。
また先日、ルマンの公式サイトで、ザイテックが新しいKERS(その名前は使われていなかったが、間違いなくそれだ)で動きだしている事を伝えていた。当然、これはルマン車両に対してもあるだろうが、マクラーレンのKERSはザイテックが開発したものだった。
今年の開発は既に殆ど見えて来ている為に、来年の開発の方に自分の興味も移り始めているが、またレギュレーションが大きく変わる事で混乱を予想するものの、非常にそれを楽しみにしていたりもする。空力と言うものがF1を支配する限り、この理解とは決して簡単にはならない。
